アフターピルの避妊効果と副作用

女性のお守りになる、アフターピル

time 2017/03/16

女性のお守りになる、アフターピル

避妊はコンドームの着用やピルを服用するなどをして対策をします。しかし、望まない性行為を強要されたり、コンドームが外れてしまうといったことも稀になります。望まない妊娠を避けるために使用するものがアフターピルです。普段から利用をするものではなく、緊急時のお守りのように使用をします。

アフターピルは正しく使わなければ、女性にとって緊急時のお守りになる働きはありません。それでは、アフターピルとは具体的にどのようなものなのでしょうか。

避妊とは

避妊とは、避妊器具や医師から処方される薬や手術によって妊娠を避けることをいいます。
これまで性行為をしたことがある男女1301人を対象にしたアンケートでは、1年間でいつも避妊をしている人は37.8%、避妊をしたりしなかったりしている人は19.1%という結果が出ています。避妊を考えていたり、実際に避妊を実行をしている人は、56.9%になります。

避妊をする理由はさまざまです。経済的な問題、母親としての自覚がまだ無い、結婚前の望まない妊娠など、理由は人それぞれあります。

避妊方法の種類

4つの避妊方法イメージ
避妊方法には、さまざまな種類があります。基礎体温法は、女性が毎日基礎体温を計測し、排卵日を予測して性行為を避けることです。しかし、排卵日を確実に見極めるのは難しいので、100%避妊できるとは限りません。

コンドームは男性が着用するものです。殺精子剤が入ったゴム状の器具を射精前に着用します。
低用量ピルは、女性ホルモンを含む経口服用剤のことです。女性ホルモンを継続的に取り込むことで排卵が抑制されます。

アフターピルは緊急時に使用する避妊薬です。レイプやコンドームが破れたなど緊急時に使用をする、お守りのようなものです。低用量ピル同様女性ホルモンを取り込むことで着床を防ぐ働きをします。ただ性行為後に服用する為、低用量ピルとは違い一気に女性ホルモンを多量に摂取するので副作用も出やすいものです。

アフターピルとは

避妊のための対策を忘れていたり、レイプをされるなど望まない妊娠を避けるための薬がアフターピルです。現在は通販で買えるアフターピルを使った緊急時の避妊にはいくつか種類がありますが、現在主流になっているものは「ノルレボ錠」です。

ノルレボ錠には黄体ホルモンが含まれています。性行為後72時間以内に服用をすれば、排卵を抑制し、着床を防ぐよう働きかけます。

この他に、プラノバールを服用する「ヤッペ法」という方法もあります。プラノバールは2回服用をします。1回目は72時間以内に2錠を服用し、12時間後に2回目に2錠服用します。2回目を飲み忘れると効果がありません。

アフターピルはお守りのようなもの

お守りを大切に思う女性
アフターピルを服用したからといって、100%確実に避妊ができるのではありません。アフターピルは着床を防いで避妊をするもので、着床をしてしまってからでは効果がありません。そのため、性行為後72時間以内に服用をする必要があり、72時間を過ぎると効果が低下してしまいます。正しく服用しなければ効果がないし、正しく服用をした場合でも2%程度の確率で防止できないとされています。

アフターピルを服用して、すぐに避妊できたか確認をすることはできません。次に生理があるかどうかで判断をします。あくまでも緊急時のお守りです。普段から、低用量ピルやコンドームなどを利用した避妊を行いましょう。

副作用について

アフターピルには副作用があります。服用をすることで現れる副作用には、嘔吐、下痢、頭痛、眠気、倦怠感、不正出血などがあります。副作用は24時間以内に治まるとされています。

不正出血は次の生理開始日に起こることがあります。80%の方が予定生理前の2日前または後に生理が始まり、95%の人が7予定生理日の7日後以内に生理が開始します。
嘔吐を引き起こす場合は、同時にアフターピルを吐き出してしまうことがあります。2時間以内に吐き出してしまった場合は、薬が無効になります。2時間以上経過していれば問題ないといわれています。2時間以内に嘔吐をしてしまった場合は、再度服用が必要なことがあるので、医師に相談をしてください。

アフターピルを手に入れるには

購入方法を考える女性
アフターピルはドラッグストアでは販売されていません。購入できるのは病院または通販です。アフターピルは一般の産婦人科で処方してもらえます。しかし、病院によっては処方をしていないので、事前に確認をしておきましょう。
72時間以内に服用しなければならず、病院がお休みだと緊急時にすぐに使用することができません。そのため、お守りのように普段から持っているのもよいでしょう。アフターピルは保険適用されません。ノルレボの場合は10000~15000円程度、プラノバールは5000円程度です。

通販では病院と比べると1割~2割程度で、かなり安く購入できます。すぐに届けてくれる通販もありますが、交通状態などによっては到着が遅れてしまい緊急時に利用できないので、お守りとして普段から持っているとよいでしょう。通販で購入すると格安でアフターピルが手に入るので、事前に購入して置いて必要な時に手元にある状態にすることをおすすめします。

まとめ

アフターピルは緊急時のお守りです。お守りがあると心強いですが、100%避妊をするものではありません。妊娠を望まない場合は、普段から低用量ピルやコンドームで避妊をしっかりと行い、アフターピルはお守りとして利用をしましょう。